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(マニュアル内容の概要)
・RNPが対象とする総合システムは、航空機、パイロット又はオートパイロット、航法システムからなる
・航法システムの要素は、航法援助装置と航空機航法受信機
・精度パラメータは、required flight pathを基準とした総合システム誤差(TSE)で表され、航空機位置の推定誤差(NSE)と飛行技術誤差(FTE)のベクトル加算である。
NSEは、突風等が無い時のrequired flight pathとactual aircraft flight pathの差であり、FTEは、突風が有るときのpathと、突風が無い時のactual aircraft flight pathの差である。
・航法性能は、fault free performance(normal&rare)とperformance with failureに分類される。
・nomal fault tree performance regionは、航空機が95%の確率で存在する領域
・コンティンメント領域は、航空機が高い確率で存在する領域。完全性と連続性を満足する。航空機の大きさは含まない。この領域の大きさは、nomal perfomance値の規定倍数である。
・完全性と連続性は、ハザード分類表をベースとしている。
(変更部分の概要)
・誤差の定義の見直しがあり、上述の如く、NSEとFTEのみで定義された。
・文章中に航法援助装置、航空機航法受信機、完全性及び連続性の定義が付け加えられた。これに伴い、2.5項RNPConcept−Explanation of Teamsが削除となった。
・完全性及び連続性は、当初コンティンメント完全性及びコンティンメント連続性という用語が使用されていたが、完全性及び連続性はすでに確立された言葉として存在するため、コンティンメントを取ることになった。
CHAP3 Definition Required Navigation Perfomance Types
(マニュアル内容の概要)
・RNPタイプの名付け方は、エンルートのものを踏襲し、垂直方向の要求を導入。
・RNPタイプは、横方向だけの規定のもの及び横、垂直方向の両者を含んだ性能規定のものがある。
・各RNPの値は、表3.1.4−1による。表においてコンティンメント限界は、航空機がコンティンメント限界を超える確率により決められている。
RNP1〜RNPO.3:95%精度値の2倍(超過確率は、時間当たり10.5)
精密進入・着陸用RNP:95%精度値の3倍(超過確率は、アプローチ当たり107)
・有効性は、表3.1.4−2による
(変更部分の概要)
・表3.1.4−1関連

 

 

 

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